ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

手作りジャムのお話

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私が子供の頃の昭和30年代、イチゴといえば春でした。

でも、今の日本ではイチゴというと、『旬はクリスマスよね』というらしく。。

ですのでイチゴの季節はその12月から5月までらしいですが、こちらはハウス栽培が主ではないので6月からとなります。

7月も終わりに近づき、そろそろシーズンは終わり。

=最終盤でお安く入手できます。

 

自宅近くのイチゴ畑に赤い旗が立っていると、『今日は摘めますよ」という合図。

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これも日本とは違い、日本で海岸に赤い旗が立てば遊泳禁止ですね。。

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持参のカゴにイチゴを摘み

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家に帰ってジャム作り。

ドイツでは、ジャム専用のお砂糖があります。

それがこれ↓

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1:1とあるものは例えば1キロの果物に1キロのこのお砂糖、1:2とあるものは、お砂糖が果物の量の半分で、となります。

 

これはとても便利なお砂糖で、アンズでも冷凍のベリー類でもできるので、あら、ジャムを切らしちゃったわ、困ったわ、という時、実は本当は嬉しいくらいの気持ちになります。

 

自宅では、各種果物に合わせたお酒・リキュール類をちょっとだけ、最後に混ぜております。

 

例えば。。

イチゴにはラム酒

ラズベリーにはシャンパン

アンズにはオレンジリキュールのコアントロー

etc

大人の楽しみです♪

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