ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ドイツでイチゴ狩り

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お天気が良い日が続いています♪

 

この時期、毎年一つやることがあります。

 

それがイチゴのジャム作り。

 

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カゴを両手に持ってイチゴ狩りの場所へ。

持参したカゴの重さを測ってもらってから、いざ出陣です♪

 

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あっちにも

 

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こっちにも。

 

日本と違ってハウス栽培ではないし、棚作りにもなっていないので、

かがんでの作業となります。

 

一つ試食をすると、

 

甘いイチゴのジュースがお口の中でいっぱい♪

 

汗ばんだカラダに染み入る自然の味・・・

 

幸せな一瞬です。

 

日本ではイチゴ狩りというと

煉乳をつけながらの『食べ放題付き』というところがあるそうですが、

お日様がいっぱい当たったイチゴですもの。

 

お日様が作ってくれた甘さに煉乳を絡ませてしまったらかわいそうな気がしてしまいます・・

 

それプラス

 

少しの味見はもちろんですが、パクパクパクパク

まして煉乳持参で、そこでワイワイと食べるということは、

ちょっと日本人の恥になりそうですので、おやめになっておいたほうがよろしいかと。

 

 

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カゴは持参しなくても、

そこで買うことができます。

 

今日は4キロ摘みました。

 

 

家に帰ってヘタをとって・・

 

 

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ジャムにします。

 

イチゴのジャムが大好きな

孫たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら・・・

 

 

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熱いうちに瓶に入れ、

蓋をして逆さにしてしばらくおいておく間に

あちらこちらに赤い痕跡が残るキッチンをお片付け。

 

今年も一つ、

大事な用事が終えました。

 

ふと庭を見ると、庭のぶどうの木が生い茂り、

小さなぶどうたちにお花が咲いていました。

 

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白い突起のようなものが見えますか?

 

これが

ぶどうのお花なんです。

 

ぶどうの用事は年間で二つあり、

一つは

葉っぱが若い間に摘み取って、ギリシャ料理のドルマダキアを作ること。

 

二つめは

秋には収穫したぶどうでジュレを作ること。

 

ぶどうのジュレはチーズにもとてもよく合い、

ご近所や友人へのアドベント時期の贈り物にもなっています。

 

季節の移り変わりとともにある年間行事。

 

大切に続けていきたいと思います。