ドイツ人の食卓に切ってもきれないのがピクルス。
Kaltes Essenというドイツ家庭の普通のお夕飯は
薄く切った黒パンに
Salätchenと言われる、デリ系のサラダ
もしくはトマトやキュウリをそのままザクザク切ったもの
そして
朝ごはんとは別の、お夕飯用のハムやチーズ
サラミ・・・
そして必ずつくのがピクルスなんです。
ドイツ人から
「ね、夜、ワインでも飲みにこない?
チーズとかハムだけ用意するわ」
というお呼ばれがあったら、
それは親しい仲間という印。
気軽な会話で『おもてなし』となります♪
ピクルスは日本の漬物みたいな感じでしょうか。
カールスプラッツ市場にもあるピクルス屋さんでは
樽から1本売りをしてくれます。
この樽、ご覧になったことがありますか?
↓
お教室の時にも、
カールスプラッツ市場のピクルスの樽から
ピクルスを数本買って
スタジオに行ったことがあります♪
この蓋をあけた写真がこれ
↓
同じピクルスでも色々あって、
塩味で発酵させているものや甘酢風味とか、
ニンニクの香りの高いものとかetc・・・
ベルリンからドレスデンに向かって1時間ほど走ったところに
かつての東ベルリン人の憧れの夏休みの休暇地
Lübbnau があります。
そこにはシュプレー川が流れていて、
支流も、小川もたくさんあります。
小川では足湯ならぬ
小川の中を歩けるように手すりが付いていたり・・
支流の水路には
数時間かけて巡るプチクルーズもあります。
豊富な水があることから、キュウリの産地としても有名で、
保存食としてのピクルスも有名。
ドイツでは
ピクルスといえばシュプレー
シュプレーといえばピクルス・・・
というほど。
お水がいいのでビールも美味しく♪
おつまみ用に何か頼もうとメニューを見たら・・・
あら?
ピクルス入りの焼いたソーセージ・・??
というわけで注文。
焼きソーセージはザウアークラウトのお布団を被って出て来ました♪
中を切ったら・・・
なんと!!
ソーセージの中にピクルスが入っていました♪
道で見つけた小型トラック
↓
ピクルス運搬の車にも、
キュウリの絵が書かれていました。
夏休みは終わりましたが、
もし
ベルリンにお車で行かれて、その後ドレスデンへ足を伸ばす・・
という機会がありましたら、
どうぞ足を伸ばされて見てくださいね。