キッチンストーリー in デュッセルドルフ

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ケールのポルトガル風スープ Caldo Verde

 

 

ドイツで今が旬のケール。

 

一年中冷凍したものは買えますが、

やはり新鮮なものはおいしさが深いと思います。

 

 

スーパーで売っているこの袋がドイツのケールで、

ドイツ語ではGrünkohlといいます。

 

 

 

 

 

これまでも色々なドイツ料理をご紹介してきましたが、

今日は目先を変えてポルトガルの

緑のスープを作りましょう。

 

Caldo Verde

 

 

Caldoは汁物

Verdeは緑。

 

 

ポルトガルではCollardsという植物の葉っぱを使うのですが、

ドイツではないため

食感的に似ているケールを使います。

 

 

このケールのスープは

冬中食べ続けたケールに飽きた時、

ドイツ人の主人に突然出すと

とっても喜んで食べてくれます。

 

 

 

 

 

このスープを作るためのケールは冷凍でなく

新鮮なものをお使いください。

 

 

新鮮なケールの葉っぱは

こんな形をしています

 

 

 

 

 

旬のお野菜ですので

冬の時期を過ぎたらスーパーや市場から消えますが、

コールラビの葉っぱでも大丈夫。

 

 

コールラビの葉っぱですが、

ここだけのナイショのお話があります。

 

 

スーパーの野菜コーナーにあるゴミ箱。

 

ドイツ人は大抵コールラビの葉っぱは捨てて買っていくので、

そこをのぞけば

たくさん葉っぱが拾えます(笑)

 

 

野菜コーナーに備え付けのビニール袋にたくさん入れて、

レジでは

「ウサギの餌です」

というのがコツ(笑)

 

    。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

で、

コールラビの場合はよく洗ったらそのまんま。

 

 

ケールの場合は洗った後

芯から葉っぱのみを手でちぎり、

葉っぱのみを使います。

 

葉っぱはできる限り小さくしておいた方が食べやすいですが、

そのあたりはお好みで。

 

 

 

 

 

で、ここにサラダオイル大匙1杯とお塩を小さじ1杯ほど入れて

よ〜く揉んでおきます。

 

そうするとケールがとっても柔らかくなり、

苦味も取れるのはご存知でしたでしょうか。

 

 

 

 

このスープはこれに

じゃがいもとニンニク、玉ねぎ

そしてドイツで入手しやすいチョリソーを使います。

 

 

 

 

 

Caldo Verdeは家庭料理ですので

各家庭によって色々なやり方があると思うのですが、

今日はポルトガル出身の同僚が作る方法でお伝えいたします。

 

まず・・・・

 

オイルとお塩でモミモミしたケールを

大きなフライパンで強火で炒め

ザルにうけておきます。

 

ポルトガル人の同僚に言わせれば、

この一手間でゲルマン民族の葉っぱが急に

ポルトガルの葉っぱに変わるんだそうで・・・・

 

(ホントかな・・・??)

 

 

 

ケールの下準備が終えたら

玉ねぎとニンニクを細かく切って

お鍋の中で少量のオイルで炒めます。

 

 

炒まったら

お水を1リットルくらい入れましょう。

 

 

お湯が沸くまで

じゃがいもの皮を剥いて細かく切っておきます。

 

お湯が沸いたらお鍋に投入。

 

ここで

固形キューブの力を借りても良いかしらとも思います。

 

 

お鍋に蓋をして煮て、

じゃがいもに火が通ったら

お鍋の中でポテトマッシャーを使い

適当にじゃがいもをつぶしましょう。

 

形が残っていても構いません。

 

 

むしろある程度残っている方が美味しいかも。

 

 

そしたら準備をしておいたケールと

チョリソーの皮をむいて薄めの輪切りにしたものをお鍋に投入。

 

 

 

 

10分〜15分ほど煮て

お塩で味を整えたら出来上がりです♪

 

 

 

 

お子様がいらっしゃる場合にはチョリソーではなく

ウィンナーソーセージでも良いかもしれません。

 

 

ハンドブレンダーがあれば

ソーセージを入れる前にケールとじゃがいもをまとめて粉砕しておくのも

お子様には食べやすくなるとおもいます。

 

 

今年もRosenmontagをもって

カーニバルのシーズンは終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

Rosenmontag

 

 

Rosenが🌹薔薇

 

Montagが月曜日なので

 

 

日本語では『薔薇の月曜日』とか訳されておりますが。

 

実際には

お花の『薔薇』と

関係がないのはご存知ででしょうか。

 

 

実はこの場合のRosenはバラ🌹ではなく、
 
 
tobenとrasenが一緒になった単語なんです。
 
 
toben は大騒ぎするとか飛び跳ねる、
 
 
rasenは狂ったように猛スピードで走る
 
 
という意味で、
二つ合わせてr-o-sen.
 
 
ドイツのカーニバルのメッカ、
 
 
ケルンのドイツ語方言はラテン語に通じる言葉も多く、
 
ラテン語のrabere ラーベレが
 
toben, außer sich sein
 
 
『はしゃいじゃう』みたいな意味のドイツ語となり、
 
そこからローゼンとなったという解釈もあります・・・・・・
 
 
というウンチクを今日はついでにお伝えいたします。
 
 
イースターまで6週間。
 
 
自宅ではお肉とアルコールは断つことにしております。
 
 
主人にはかなり辛い6週間だと思うのですが・・・・
 
 
頑張っていこう!!
 
 
我が家の方ではRosenmontagの花車が通る前に
ブレーツェルの手押し車がきていました。
 
 
 
かなり売れていたみたいです。