キッチンストーリー in デュッセルドルフ

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

きのこはじゅ〜っと焼いてみて

 

ドイツってなんでも量が多いんですよね。

 

市場でやスーパーの量り売りで

必要な分量だけ買う場合は別ですが、

 

パックに入っていると本当に量が多くて。

 

 

 

 

 

そういう場合、

やり方が3っつあります。

 

 

1:無理して食べる

2:必要な分だけ調理してあとは次回に回す

3:保存するために乾かすか火を通す

 

2の場合、

忘れたり次の機会がなかったりして

 

結局ゴミ箱行きになってしまうこともありますよね。

 

3の保存にも2つあって、

 

一つは

 

『オーブン等で乾燥させる』

 

もう一つが

今日お伝えしたい方法・・・

 

『プレスして焼く』

 

というやり方です。

 

80%から90%水分のきのこなので、

 

その水分を飛ばせば旨みも凝縮♪

 

 

きのこをフライパンに

重ならないように並べたら・・・・

 

 

 



 

上に一回り小さいお鍋でも

ステーキ用の重しでも

なければ耐熱性のあるボウルでものせます。

 

 

 

 

 

で、

上からぎゅ〜っと抑えて焼けば

 

 

 

 

こんな感じにぺったんこ。

 

 

ひっくり返して反対側は

そのまま

 

重しや蓋はせずに焼きます。

 

 

 

 

焼けたら熱いうちに

オイル&ビネガーのマリネに浸けても、

 

もしくはポン酢で和風の箸落としに。

 

 

 

 

保存容器に入れて冷蔵庫か、

 

冷凍用の袋に入れ

空気をなるべく抜いたら冷凍もできます。

 

 

自宅では何にもない時、

これでスパゲッティにしています。

 

 

 

 

必要なのは

このプレスして焼いたきのこと

ニンニク、

イタリアンパセリ、

お好きなら唐辛子・・・

 

 

 

 

パスタを茹でるお湯を火にかけている間に準備ができますので、

とっても簡単。

 

でも

とっても美味しい一品となります。

 

 

ライン川はもう何回も行かれていらっしゃるとは思いますが、

ビンゲンに宿泊されたことはありますでしょうか?

 

 

アウトバーンA3を使い、

混んでいなければ1時間半ほどで行けますが、

 

私はどちらかというとライン川の右側を

Königswinterあたりからライン川に沿って一般道路を走り、

ボッパルトで渡し船に車ごとのせて反対側に行くのが好きです。

 

 

Linksrheinisch

ライン川の左というのは川の流れる方向に向かって左側という意味で、

 

例えばケルンの大聖堂はLinksrheinisch ライン川左。

デュッセルドルフの旧市街はライン川右となります。

 

 

渡し船ですが、

 

 

こんな感じで車ごと船にのせて、

 

 

 

反対側へ。

 

 

 

ライン川の真ん中あたりからみた風景は

こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

ビンゲンでのおすすめ宿泊先はこちら

https://www.paparheinhotel.de/

 

こちらのレストランは

ミシュランをご自身の考えで辞退されたかつての3つ星シェフ

Nils Henkels氏がやられていらっしゃいます。

 

スパも素晴らしいですし、

走行距離も短いので週末のご褒美旅行にいかが?