キッチンストーリー in デュッセルドルフ

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

フライドポテトのリメイク ギリシャ料理はいかが?

 

フライドポテトの量って多くないですか?

 

ドイツでケバブのテイクアウトをすると

 

なんと山盛りのフライドポテトがついてきますよね。

 

 

 

そんな時、

 

我が家ではギリシャの家庭料理にしちゃいます。

 

あれは両親が東京から遊びに来ていた90年代初めの夏でした。

 

 

 

 

その年のドイツは記録的な冷夏だったと思います。

 

両親を空港に送りに行き、

 

当時の空港にあった

ラストミニッツの張り紙掲示板をふとみたら、

 

明日発の

クレタ島行き往復航空券が

 

格安であるではないですか!

 

ネットがなかった時代、

 

 

ドイツの各空港には

そういう掲示板がありました.........

 

 

 

 

今では考えられないですよね。

 

 

もちろん即決!

 

 

翌日、太陽が輝くクレタ島へ飛びました。

 

 

 

空港で

島北部のホテルに空き部屋があることを確認した後、

 

 

 

レンタカーで南へ、南へ..........

 

 

この辺にホテルはありますか?

 

道沿いのタベルナで聞いたら、

 

すぐそばの海岸沿いに一つあるということで

走ってみました。

 

場所はKato Zakros.

 

 



 

 

そこに見えたのは青い地中海!

綺麗な砂浜!

 

 

当時

お宿が一つだけのこの村は

他に何もなかったのですが、

 

ラッキーにもお部屋はあったし

 

タベルナも併設しているので

食事にも困らないことがわかり、

 

 

こちらで1週間を過ごすこととなりました。

 

 

 

(写真はWikipediaよりお借りしました)

 

 

が。。。。。

 

 

日本で言えば釣り宿?

 

お昼も夜もあるものは

 

魚のスープに🍟フライドポテト

 

 

横の畑で育っている

トマトときゅうりのサラダに🍟フライドポテト

 

 

ご主人が釣ってくる魚のフライと🍟フライドポテト

 

 

オムタータ

グリーンサラダ🥗

 

(これには🍟はついてきませんでした)

 

 

そのオムタータが

今日ご紹介するこれです。

 

 

何せ

全ての食事についてくる🍟フライドポテト

 

 

フレンチフライというのは

もしかしたら

ギリシャフライなんじゃあないかと思ったくらい。

 

 

でも、

その残り物を集めた

 

ノコリモンデ

 

のオムレツはとっても美味しく、

 

我が家の定番となりました。

 

 

 

 

 

ノコリモンデ

 

アルモンデ

 

のときに

こういう組み合わせでいかがでしょう?

 

 

しなしなになっちゃった残り物のフライドポテトを

フライパンに入れます。

 

 

 

 

ここにトマトを適当に切って入れます。

 

 

 

 

ミニトマトでも大丈夫。

 

 

ミニトマトの場合には

真ん中で切っておくか、

 

フォークで穴を開けておくのも良いかもしれません。

 

 

 

 

ここにオリーブオイルを入れ

 

卵を入れてオムレツにするだけ♪

 

 

 

 

 

現地のは

かなりオリーブオイルの量が多かったと記憶しています。

 

 

お好きなら

 

ギリシャのチーズFeta

 

 

 

 

 

入れると本格的ですが、

 

冷蔵庫にある残り物のチーズでも

美味しくできます。

 

 

 

 

我が家では

 

「またこんなに🍟フライドポテトが残ったの?

仕方ないわねえ、明日のお昼はオムタータにしましょう」

 

なんて言いながら、

 

私がワンコだったら

シッポをちぎれんばかりに振っていることでしょう。

 

 

 

 

日本で有名なドイツの観光地の一つに

ケルンがあると思います。

 

 

 

ケルンと言えばドーム。

 

 

ですが、

 

 

他にも日本ではみられない..........

 

というか

 

ドイツでも他の場所では滅多にみられない建築物があります。

 

 

それがこれ

 

 

 

 

今度ケルンに行かれたら

 

道で歩きながら上をみて

このアイスクリームを探してみませんか?