お菓子を焼くと、
キッチン中に
そして玄関、リビングまで良い香りが漂います。
特にこのオレンジケーキは
とっても良い香りが漂うし、作っている間にも幸せな気分になるので大好き。
おまけになんとビーガン仕様！！
卵もバターも使いません。
BIO
無農薬のオレンジ・・
これは私がちょっと鼻を高くしている自慢のケーキで、
娘が
「ママ、これは本当においしい。
でもオレンジ色をした悪魔のケーキなのよ。
小さく切ってほんの一つと思っても、悪魔が向こうから囁きかけるの。
ほ〜ら。もう一つどお？って」
と申します。
実は、
マーマレードのためにオレンジを煮た時に、
あ！と思いついて、バターケーキの生地に焼き込んでみたのが始まりです。
使うオレンジは18センチの型ですと2個。
皮も食べることのできる無農薬のものをお使いください。
それに
香りの少ないオイル100ml
お砂糖 100g
小麦粉 80g
大豆粉Sojamehl もしくはきな粉 20g
お湯 50ml
アーモンドパウダー 100g
ベーキングパウダー 小さじ2杯
そして
お塩がちょっと
あとは
最後にアプリコットのジャムとオレンジリキュールが必要です。
『小麦粉』
と書きましたが、
これはDinkel Mehl スペルト小麦でも、
また米粉でもできます。
オレンジは無農薬を使いますが、
重曹を溶いた水で表面を洗い、
お湯を流しながらスポンジかタワシでこすってよく洗っておきましょう。
自宅でお砂糖は天然糖の
真っ白でないお砂糖を使っています。
まず
オレンジは5ミリほどにカットしましょう。
それをお鍋に入れ、
大さじ2杯のお砂糖をまぶし、
オーブンペーパーをかぶして、
その上にお小皿。
そして、
中弱火で中の水分がなくなるまで煮ます。
煮えたらそのまま冷ましておき、
煮崩れていない、きれいな形のものを、
スクエア型18センチなら9枚、
丸の18センチなら7枚、
別皿に。
残りのオレンジはハンドミキサーかスタンドミキサーでピュレ状にしますが、
ミキサー類がなければ
細かく包丁で刻んでも・・
生地の材料は
秤がなくても大丈夫。
例えば・・・
↑
これがそれぞれの粉類の
計量カップでの100gの容量です。
手前がアーモンドプードル100g
後ろがブランシュが-100g
↓
目秤・手秤ができると、
いちいち量らなくても良いので
ケーキを焼くという作業が少しだけラクになったり♪
特に
こちらのケーキは日本のふわふわなケーキと違うので、
膨らまなくても大丈夫。
なので、
特にこのオレンジケーキは
目秤でも成功するのがウレシクなっちゃいます。
欧州での調理場修行は
パティスリーと調理部門とはっきり分かれていて、
調理人でも基本のケーキは焼けますし
デザートの最低の知識はありますが、
お菓子作りは・・・
という
ミシュランのシェフも多いというのが実体なんです、実は・・
という余談はさておき。
オレンジケーキにはこの粉類の他、
100mlのオイルが必要です。
日本の方はオリーブオイルがお好きですが
オリーブオイルは独特の香りと味があるので
このケーキを焼くためには残念ながら向いていません。
米油やひまわりオイルのような
ニュートラルのオイルをお使いくださいね。
ボウルにオイルを100ml入れたら
なるべく熱いお湯を50mlとお塩を少々入れて
泡立て器でシャカシャカとよくかき混ぜます。
そこにお砂糖を入れてかき混ぜたら
粉類を全て入れ、
オレンジのピュレも入れてよく混ぜます。
これを型に入れたら
とっておいたオレンジで飾り
オーブンへ。
オーブンは180度で設定。
大体45分くらいの焼き時間となります。
焼けたら、
アプリコットジャムをオレンジリキュールのコアントローで溶いたものか、
お湯でといたものをハケで塗って完成。
冷めたら、
ラップでしっかり包んで冷蔵庫へ。
翌日の方が当日よりもおいしいケーキとなります。
自宅では半分は冷凍にしておいて、
娘が帰ってきた時や、夜のお茶の時間用に。
主人は、
ウィスキーと合わせるのが好きです。
デュッセルドルフから
2時間ほどで行けるアムステルダム。
かつてインドネシアはオランダ領でしたので、
以前よりインドネシア系の華人が
オランダにたくさん住まわれていらっしゃいました。
そんなこんなで
比較的早くにチャイナタウンが生まれたアムステルダムには、
中国が認めた本格的四川料理のお店があります。
こちらには中国テレビからの取材も来ていて、
中国外ではこちらが一番本格的な四川料理を出すとか。
この
レンコンの四川風炒めはビールのおつまみにもよく
もちろん
こちらのお店の四川麻婆豆腐も絶品ですが
辛さだけではなく
刺激+甘み+酸味etcの全てが感じられる麻婆茄子も
このソース？お汁？オイル？
だけでご飯が何杯もいけちゃうキケンな美味しさ♪
ドライブがてらアムステルダムに行かれたら
ぜひこちらで四川料理をお召し上がりになってみてください。
感激されると思います
ただし
辛いものがお好きならですが・・・・・
