ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ドイツ人が好きな生肉のステーキ  タタールステーキ

 

案外なのですが、

ドイツ人は豚肉もナマで食べます。

 

Mettメットと言われるのがそれで、

豚の生肉に

かなり濃いめに香辛料で味付けがしてあるものです。

 

そういえば・・・

 

昔々、そのムカシ・・・・・

 

ドイツ人が

Sushiというものを聞いたことがあるけれど食べたことがないという時代・・・

 

「日本人は生魚を食べるんだって?

アシカとかアザラシとかはさ、生魚を食べるけどさ、

生魚食べるのって気持ち悪くない?」

 

とか言うドイツ人友人に対して

いつも言い返す(笑)センテンスがありました。

 

「あ〜ら、何言ってんのよ、

あんたらゲルマンは豚ちゃんを生で食べちゃうじゃん?」

 

そしてお互いで爆笑

 

というような悪気のない言葉のやりとりを楽しめるのも

ドイツ人の良いところでしょうか。

 

ドイツに住んで45年経ちましたが、

今でもどうしても食べられないものに

そのMettもあります。

 

トロのような食感ですが、

なんとも喉を通らなく・・・

 

という理由で

我が家の食卓にはMettはないのですが、

その代わり牛の生肉 Tatar Steakは

主人が希望する時には作ります。

(正確には『作ってあげます』ですが・・w)

 

 

 

 

 

スーパーのお肉コーナーでも

お肉屋専門店でも生食専用の

『Tatar』

として

赤みのひき肉が売られているのですが、

自宅ではフィレを買ってきて包丁で細かくたたいていきます。

 

大体200gのお肉に

 

ケッパー小さじ1杯

マスタード小さじ1杯

ピクルス1本

エシャロット小さいのを1個

 

みじん切りしたものを混ぜ、

パプリカ粉とお塩で味をつけて卵の黄身を一個入れてよく混ぜて

30分くらい置いて味をなじませます。

 

これを軽くトーストしたパンにのせ

 

 

黒い胡椒をミルでカリカリと・・・

そして

キリッと冷やしたスパークリングワインか

ラズベリーの香りがほんのりするような素敵なロゼで召し上がれ♪

 

一口サイズにしたトーストパンにのせて、

パセリでおしゃれをすれば

お客さまの時のアミューズにもなります。