ドイツ デュッセルドルフのクッキングスクールから 

在独40年+α デュッセルドルフのクッキングスクールでドイツ人に調理の基礎を教えております

ドイツのプラムのケーキ PflaumenかZwetchgenか? 

 

ドイツの夏はフルーツの夏。

 

いちご、ラズベリー、ブルーベリー等

ベリー類の盛りがそろそろ終わりに近づくと、

プラムが顔を出します。

 

プラム。

 

ドイツ語圏に少し長く住んでいらっしゃる方はご存知ですが、

ドイツでは大きく分けて二つの呼び方があります。

 

Pflaumen  フラウメン

もしくは

Zwetschgen  ツヴェッチゲン

 

オーストリードイツ語では

Zweschke  ツヴェシュケ

 

ドイツ内でも場所により

Zwetsche ツヴェッシェ

Quetsche クエッシェ

とか等呼ばれております。

 

よく

『ドイツのプラムの呼び方は場所によって違う』

とか言われておりますが、

植物学上、そして料理人の間でも

PflaumenとZwetschgenは実際には違うものなんです。

 

 

確かに

Zwetchgenの方はオーストリーや南ドイツで多く、

Pflaumen はドイツで言うところのWeisswurstäquator『白ソーセージの赤道』

より北での言い方となっていますが・・・

 

 

Pflaumenは丸く赤紫系

種が取りにくいですが甘くてみずみずしく、生でいただくのに向いています。

中は薄いピンクの果肉

ラテン語の植物名ではprunus domestica.

 

Zwetschgenは、濃紺から黒に近い紫色。

種が取りやすく、酸味があり、水分はPflaumenより少なめです。

ラテン語の植物名ではprunus domestica subspcies domestica.

 

ですので、

ケーキを焼くなら水分が少なく酸味があるZwetschgenの方が向いています♪

 

 

 

昨日

たくさんZwetshgenをいただいたのでケーキを焼きました。

 

ケーキの生地はドイツの基本のRührteigを使います。

日本のフワフワのケーキではないけれど、

しっかりとしたケーキは日持ちもしますし、コーヒーやお紅茶にもピッタリ♪

 

卵の泡立てとかを気にしなくても良いので簡単ですし、

失敗もありません。

 

 

 

 

必要な材料をボウルに入れて

ハンドミキサーでよく混ぜるだけという簡単な生地ですが、

ドイツの家庭の味がします。

 

この生地を型に入れ、

半分に切って種を除いたプラムをポンポンと立つように並べていき・・

 

 

 

 

 

このプラムのケーキには

Streusel シュトロイゼルがとっても合います。

 

シュトロイゼルは

ドイツのケーキの上にのっている、あのクッキー状のトッピングのこと。

 

そのシュトロイゼルもとっても簡単♪

 

 

 

 

バターとお砂糖と粉・・・

 

これをボウルに入れて、お砂遊びの感覚で指で混ぜてほぐすだけ。

これをプラムの上に重ねていきます。

 

 

 

そして180度に温めたオーブンで40分から45分ほど焼きます。

 

 

 

少し置いておいて馴染んでから切ると・・・

 

 

 

このまま冷蔵庫で3日〜4日くらいは保存可能。

 

小さめに切り、

ホイップクリームやバニラアイスにミントの葉っぱを一枚添えると

とってもきれいでとっても美味しいデザートにもなります。

 

 

9月の日本語でのお教室の予定が決まりました。

 

9月のメニューは

メインに伝統的なドイツ料理

 

ポークのソテー 玉ねぎとビールのソース

ジャガイモのソテー (日本で言われているところのジャーマンポテトの本式です)

 

 

それに

 

ドイツのおばあちゃまのりんごのケーキ

 

 

 

を焼きます。

 

 

日程は9月9日(金曜日)で、朝9時半に旧市街カールスプラッツ市場で集合。

当日のお買い物をしてから、徒歩1分のスタジオでお料理いたしましょう。

 

お申し込み、ご質問は日本語専用メール

 

frankpetzchen@gmail.com

 

アウミュラーまでどうぞ。

https://www.frankpetzchen.de