一時期カヌレにハマって、よく焼いておりました。
先日ふとしたことでまた思い出し、久しぶりにメモを取り出して焼いてみました。
カヌレ・・
フランスはボルドー出身のこのお菓子は、
卵白をワインの澱に使うため、大量に残ってしまう卵黄を入れて焼くことから始まったとか。
外がカリッと、中はしっとりのこの小さな焼き菓子は、
銅でできている型に蜂蝋を塗ってから生地を流し込んで焼くというものが本来の姿ですが、
そこまですると気軽に・・・というわけにもいかず。
という理由で、数年前に購入したのが便利なシリコン型
↓
カールスプラッツ市場横のキッチン専門店で入手いたしました。
シリコンですので、うまく全体的にカリッとならない場合があるのですが、
その場合は型から出した後、もう一度200度のオーブンで10分ほど焼くと満足度が高くなります。
後もう一つ問題が・・・
パンを焼く方はすぐお分かりになると思いますが、
フランスの小麦粉とドイツの小麦粉も質が違うため、ドイツの小麦粉ですとネトっとしたような口触りになります。
そこで、ドイツの小麦粉を使用する場合には、コーンスターチを混ぜてみてくださいね。
そうすると、フランスでいただくカヌレの味にもっと近づきます♪
私のレシピはこちら
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牛乳(脂肪分が少なめのもの)250mlをバニラの中身と温め、BIOのお砂糖100gとバター25gを溶かします。
そこに405番の小麦粉40gにコーンスターチ10gを入れて泡立器で混ぜ、
全卵1個と卵黄1個も入れてよく混ぜます。
ラム酒を大さじ1杯入れてよく混ぜて、容器に入れて冷蔵庫で1日寝かせます。
翌日、まずオーブンを250度に温めます。
生地を型に流し込み、オーブンに入れたら230度に落として15分焼き、
その後200度に落として40分焼きます。
オーブンの火を止めて、そのまま20分置いておきます。
その後オーブンから出し、10分ほどおいたら型から出して、もう一度200度のオーブンで頭を上にして10分焼きます。
ということで・・
お客様の場合には、
もう一度200度のオーブンに10分入れれば、焼き立てを召し上がっていただけます♪
粉といえば、
先日フランスのスーパーでフランスパン用の小麦粉を購入してまいりました。
ついでに生イーストも。
これで焼いたプチパンは・・
↓
香りも食感もいつものとは違い、
フランスの田舎の小さなパン屋さんで買うパンの味がしました♪
「隣の国なのに、
全く食に関する感覚が違うんだよ。
フランス人は毎日の食を大切にするのさ、ドイツ人は一般的にクルマだけど。
でもボクは父方がアルザスだからフランスね、食べ物、大事ねワッハッハ」
とドイツ人オット。
はい、わかっております・・・
と答えつつ、なんだかねえ・・・
もうすぐイースター。
晴れ間をみて、
今年も前庭の芙蓉の木にイースターの卵を飾りました。
今年のイースターは雪が降るところもあるそうで、
子供よりも前に起きなければいけない卵隠しのウサギさん(ママ&パパ)は
今年は大変だと思います。
頑張ってくださいませ。