ドイツ生活 デュッセルドルフのお料理教室から

在独40年+α デュッセルドルフの大手料理教室で講師をしております

ドイツ人のハム・ソーセージ愛

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黒いパンとハムさえばあれば

朝ごはんも、そしてお夕飯にもなっちゃうドイツ人家庭。

 

 

その中、

たまにはニッポンの朝ごはんを食べたくなって、

 

ご飯を鉄鍋で炊き、

炊いたご飯を江戸小櫃に一粒も残さず

うやうやしく大事に移し、

 

焼き海苔に納豆、お漬物、前の晩から煮干でとっておいたお出汁でお味噌汁・・

 

一人でいただいております。

 

みなさまもそうだと思いますが、

『ご飯』というものは何回炊いていても蓋をあける瞬間はなんとなく神聖な気持ちになり、

どんな感じに炊けているのか、

ドキドキする瞬間でございます。

 

そんな和朝食の『お作法』みたいな脇で、

冷蔵庫を開けて自分の朝食を準備する主人・・

 

 

 

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あのう・・

私にとっては神聖なる和朝食の横で、

朝からレバーセーセージの匂いは嗅ぎたくないんですけれど・・

 

というのはここだけのお話。

 

 

 

1970年代の終わりの頃、ドイツのテレビですごいものを見ました、

 

 

ドイツでは1516年からのビールの法律があって、

当時はまだ、

それにそぐわない外国のビールの輸入は禁止でした、

 

 

なので、

代議士が壇上でビールのジョッキを煽り、

 

「こんな美味いものを輸入しないというのか」

 

という国会でした。

 

 

それ以降、他のビールの輸入も解禁となり、

今では日本のビールもドイツで買えるということになったという次第です。

 

 

ビールもそうですが、

ドイツ人が大事にしている文化があります。

 

 

それがソーセージ。

 

 

 

 

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いろいろありますが、

 

 

最近、

Schwarzwälder Schinken

黒い森のハム

 

が公正固有名称として

国際的に通用しないとの判決を受けました。

 

ニュールンベルグの小さな焼きソーセージは

名称として使用許可がドイツの最高裁で認可されたのですが、

 

黒い森の方はそれが通らず・・

 

 

 

 

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 かなりすったもんだ揉めたということも、

 

 

それを国の最高裁で決めるということも

 

 

いかにもドイツらしいと思います。

 

 

法律家の主人がしかめっ面して

この法律文章ををビール片手に読む・・

 

なんとドイツ的なのかと、個人的に思いました。

 

 

最高裁まで持ち込むほど

ドイツ人にとってはハムやソーセージは大事。

 

 

私たち日本人にもお米やお味噌、お醤油は大事ですが、

最高裁まで持ち込むかというと・・・

 

 

文化の違いを感じます。