お教室にきていらっしゃる方よりご質問がありました。
ですので、
今日はテーブルマナーのお話をいたしますね。
と言っても、堅苦しいお話ではございません♪
これは次回ご一緒した際、
実際に練習しながらお話をしようともおもいますが、
日本で西洋でのマナーとされているフォークの背の方にのせていただく方法は
実は英国式。
これはコツをつかまないと肩が凝り、
「だからグリーンピースやライスは嫌いなんだ、フォークにのせれないから」
と言うロンドン出身、イギリス人知人もおります。
イギリスのテーブルフォークは角度がこちらのものと異なりますので、
ドイツのフォークよりはやりやすいとは思いますが。
それにしても、このフォークの背にのせるマナー。
なんとなく舌に入れる角度が変わるからでしょうか?
イギリス式のマナーの方が、
美味しく感じられるお料理も確かにございます。
でも、
ドイツでは、フォークの上下を手の中で返して、
ナイフでフォークの曲面内部にのせていただくやり方で
レストランでもOKです。
自宅では、
娘たちが小さくて、
まだスプーンとフォークでしか食べれなかった頃でも、
お約束がありました。
それは・・
・肘をつかないこと
・お食事中、髪の毛をいじったり顔をいじったりしないこと
・お口をモグモグさせながらお話ししないこと
でした。
お皿のものは小さく切ったので実際にはナイフはいりませんが、
それでもフォークは利き手ではない左手に持たせ、
利き手の右手には、
出産時にお祝いでいただいた子供用のカトラリーセットの
フォークを持たせました。
そして個人の布のナフキンを必ず使うようにし、
そのナフキンで自分の口を拭わせました。
どんなに素敵なお洋服を着ていても、
どんなに高級なバッグやアクセサリーを身につけていても、
レストランでお食事をすれば、
すぐに素性が出てしまいますので・・・
グラスですが、
ワイングラスは
なるべく足の下の方を持つと手が綺麗に見えます♪
グラスを持ってかんぱーい
そして
みんなのグラス同士を、左右向こうとチンチン合わせるのが通常。
でも、
レセプションやソーシャルの場ではグラスを鼻くらいの高さにまっすぐ持ち上げ、
他の方々と目を合わせて
「Zum wohl」とおっしゃれば、お付き合いの場数を踏まれたマダムとして満点となります♪
もちろん
お友達とでのお食事でしたら
グラスを合わせてかんぱーいしましょう♪
乾杯の時にお水のグラスを持ってらした場合には、
ワイングラスとお水のタンブラーとは乾杯の時にチンチンあわさないこと。
これは覚えておかれてくださいませ。
なぜなら。。。
お水のタンブラーはグラスが厚いので、
薄めのワイングラスを傷めてしまうから。
そうそう・・
とってもお安いワイングラス。
低めの足の、多少のことがあっても壊れないようなものを見かけたら、
お買いになられるととても便利です。
クリーム系のデザートを入れたり、
乾き物を入れたり・・
そしてお子様との
『レストランごっこ』にも使えます。
ママがシェフでしたら
パパがソムリエとサービス係。
もしくはテイクアウトしたお食事でしたら、
そのパックのままいただかず、
お皿に移し替えて・・・
ついでにちょっと
よそ行きの服に着替えてもいいかもしれません♪
最低でもエプロンは外すこと。
そして、
照明を暗めに落としてキャンドルを灯し、
ラウンジミュージックをかければ
なんとなくレストランに行った雰囲気をお子様と楽しめます♪
まだまだ続くコロナ禍。
いつ再開するかわからないレストランですので
外食はまだまだ先のことになりそうで・・・(涙)
この『レストランごっこ』
うちの娘たちが小さい時にも大好きでした。
その後、ミシュラン3つ星に連れて行っても怖気なかったのは
このためかも。
いかがでしょう?
今日の最後の写真は
↓
大好きなマルタ島の大好きな場所。
近い将来、再訪できますように。