ウィーンでの美味しいものの一つ Reisfleisch
ライスフライシュ
ライスがお米
フライシュがお肉・・
という超簡単ワード。
ウィーンといえばもちろん、
みんな大好きシュニッツエル♪
↓
主人が食べたいと言うので、作りました。
が、
この他にもウィーンにはもいくつか美味しいものがあります。
お隣ハンガリーや旧ユーゴにも似たようなお料理はあって
こんな感じ・・
↓
これもほぼ残り物利用のお米料理です。
元々は、
ポークやビーフをそれ用に煮込みつくるそうですが、
自宅ではオーストリー出身の同僚から教えてもらったやり方で、
『残り物には福があるごはん』
となっています♪
ここのところあまりに寒い日が続いていたので、
昨日はチキンスープを作りました。
そのチキンスープのお肉の残りで作ったReisfleischですが、
残り物とは思えないほどの美味しさ♪
ドイツ語圏には美味しいお米料理はないわね・・・
なんてことになる前に、
一度お試しになってみませんか?
いるものは、
Parboiled Langkornreis 長粒米
↓
トマトピューレ
玉ねぎ
赤くて長いピーマン(パプリカ)
トマトが残って入ればそれも。
それと、
Kümmel キャラウエイパウダー
Majoram マジョラム
Paprika mild パプリカ粉
ニンニクがお好きなら、それも入れてしまいましょう。
もし
スペインや旧ユーゴ、スロバキアの方へ行かれた際に、
燻製の香りがついたパプリカ粉をお求めになっていたら、
↓
それもお使いください。
本場ウィーンのレストランでは、
おろしたチーズが上に。
もしくは別の容器で出てきます。
長粒米はちょっと茶色い色のお米ですが、
もしなければ日本米をお水の量を減らして炊いても大丈夫。
前日の残りのごはんを冷蔵庫に入れておいて、
パラパラになってしまったのでもOKです♪
インド料理とかタイ・ベトナム料理をして、
残ってしまったバスマティ米とかジャスミン米とかでも・・
ともかくお米は、
お水を減らして炊いておきます。
例えばお米カップ1杯なら、
カップ3/4のお水の量で・・・
あとは炊飯器の早炊きメニューにお任せ♪
その間、
お好きな形に切った玉ねぎをオイルで炒め、
ニンニクがお好きならニンニクも入れ、
ある程度炒まったらお砂糖で少しカラメリゼしておきます。
ここに
トマトピューレを、お米カップ1杯でしたら、
そうですね・・・・だいたい大さじ1杯ほど入れて、
よく炒めます。
お鍋に張り付いたら、お水で調整♪
お水は優等生です。
ワインとかコンソメとか余計なことは考えず、
ここはお水♪
そこにお好きな形に切った赤いピーマンを入れて炒め、
トマトが残っていたら、
それもザクザク切って入れてしまいましょう。
ここに残り物のお肉を入れて一緒に炒めます。
そして目安として
パプリカ粉:キャラウエィ: マジョラム
2 : 2 : 1
くらいの分量と、
お塩で調味。
でもこれはお好みで。
自宅では、
マジョラムとキャラウェイは同量くらいだと思います。
つまり粉類は同じ分量・・
もし、生のお肉から作る場合には、
ここにお肉を入れて炒め、
コンソメをひたひたに入れて蓋をして、
柔らかくなるまで煮ましょう。
そして
そこに炊いたパラパラのお米を入れて、
水分を含ませて、
もう一度調味しておしまい♪
考えてみれば、
日本にもこのやり方と似ているのがありますね。
そうチキンライス。
お子様ランチの中で旗が立っているあれ・・
あれはケチャップ味ですが、
こちらの方はきちんと(?)
成長した大人のお味となります。
辛いのがお好きな方は、
チリパウダーをどうぞ。
そしておろしたチーズをお好きなだけ
上からかけて召し上がれ。
イタリアンではないので、
パルミジャーノとかではなくて、
ハード系のチーズの残り物でOKです。
同じやり方でお肉なしで作ったものは、
付け合わせにもぴったり。
赤いピーマンも絶対必需品ではなく、
なければトマトだけだって♪
↓
とっても幅広く応用できるこのお米料理。
ご活用されてみてくださいませ。