北ドイツに住んでいる孫がFace Timeで、
「これ読んで」
と、ぐりとぐらの絵本を持ってきました。
ぼくらの なまえ は ぐりとぐら
このよ で いちばん すきなのは お料理すること食べること
ぐりぐら ぐりぐら・・・・
あら、
誰かにそっくり(笑)
読み終わって孫が、
手を両手に広げて、
「こーんな大きなパンケーキ 食べたい」
でも、
パンケーキは送れないし、
どうしましょう。
「クッキーでいい?」
「うん。クッキー。こんなーに大きいの♪」
と。
クッキー作り。
普通にバターと小麦粉で大きいクッキーを作ると、
送る間に壊れて、
箱を開けたらバラバラ事件になってしまいそうですので、
ミューズリやドライフルーツが入ったクッキーを焼くことにしました。
ミューズリの大半はオートミール、オーツの押し麦が主原料。
毎朝シリアルを召し上がるご家庭ならば
もてあますことはないと思いますが、
たま〜にスイスのミューズリ
Birchermüsliが食べたくなって前の晩に仕込む以外、
棚の中で次回の出番を待つだけの我が家。
そういうご家庭ならば、
余ってしまったミューズリでクッキーを焼くと、
あっという間になくなる健康食となります。
ドイツ語でHaferflocken
日本語でオーツミールがキッチンのどこかに残っている場合はこのままどうぞ。
↓の写真、左の色が濃いものが燕麦の押し麦オーツミール、
右上の小さめで白っぽいのが日本の押し麦です。
このクッキー、
この分量ですと一度にたくさんできますが、
人気がありますので、あっという間になくなります。
主人は夜、そーっと赤ワインのお供にしているようです。
本人は隠れて食べているようですが、
わかりますよ、もちろん、
缶の中を一目見れば、数が減っているのが・・・(笑)
簡単ですし、材料も身近なものばかりですのでコロナ禍に
『つまんな〜い』
というお子様とご一緒に焼くのはいかがでしょう?
いるものは:
強力粉 Mehl Type 550 カップ1杯半
ベーキングパウダー Backpulver小さじ3/4
重曹 Natron 小さじ半分
お塩 小さじ半分
オーツミールもしくはHaferflocken もしくはミューズリー Müsli カップ1杯
カシューナッツ、アーモンド、くるみ等ケーキを焼いたりした残り物のナッツ類 カップ1杯
ドライフルーツの類 (できればBIOのスーパーにある無糖) カップ1杯
ビターチョコ 1枚
室温のバター 半包 ようするに125g
ザラメ糖 Rohzucker カップ1杯
卵 1個
ナッツの類は一度フライパンで乾煎りしておきましょう。
そのあと、
ナッツ、チョコレートとドライフルーツの類を刻んでおきます。
今日はAroniaアロニアが残っていたので、それを。
Aroniaは、ブルーベリーの3倍のアントシアニンが入っているそうで。。
ミューズリの中にドライフルーツが入っていたら、
それも一緒に刻んで。
押し麦と混ぜておきます。
粉類の
強力粉、ベーキンングパウダー、重曹、お塩は別のボウルに入れて
こちらもよく混ぜておきます。
室温のバターにまずザラメ糖をよく混ぜます。
この時のお砂糖は必ずザラメ糖になさってください。
普通の白いお砂糖ですと、
もしかしたら失敗する可能性があります。
ザラメ糖は体にいいですし。
ドイツ語ではRohzucker,
どこのスーパー(EDEKA, REWE等)でもお砂糖のコーナーにある筈です。
できればBIO無農薬のものをお勧めいたします。
バターとザラメ糖がよく混ざったら、
そこに卵を入れよく混ぜて、
そこに粉類を全部入れて混ぜ
ここにナッツ、チョコレートとドライフルーツを刻んだものと
押し麦をガバッと入れて
よく混ぜて準備完了。
オーブンを180度に温めて、
天板にオーブンペーパーをしいておきます。
小さな握り寿しのような分量を手に取り、
それを天板へ。
小さなボウルかコップの底にオイルを塗って、
その底で上から押さえて、
ペッチャンコにします。
焼いている途中、大きくなるので、
お隣との間隔は開けておきましょう。
ソーシャルディスタンス♪
これをオーブンへ。
20分から22分、
周りに焼き色がついたら焼き上がりです。
でもまだ中心がぷよぷよしていたら、
30秒から1分多めに焼いた方がいいと思います。
天板を外に出したら、
このままじっと5分我慢の子。
すぐにいじると壊れてしまうので。
5分経ったら網の上で冷ませば出来上がりです。
ドイツのオーブンの通常の大きさの60センチのものですと、
1つの天板で16枚は焼けます♪
その時によって大きさも変わるので、
何枚?とはお答えできないのですが、
今回は天板を2枚半 回しました。
けちじゃないよ ぐりとぐら
ごちそうするから まっていて
孫が両手を広げるような大きさではないですが、
娘には
「ねえ、1枚だけ食べていいって、これだと言えないから、
もうちょっと次は小さく焼いてくれる?」
と、
言われる大きさのクッキーとなりました♪